月別アーカイブ: 2008年10月

色を味わう、柄を愛でる

ギャッベ(gabbeh)という敷物をご存知ですか?

ペルシャ語で「粗い」roughという意味の
ラフに、ざっくり織られた毛足の長い絨毯です。

イランの遊牧民族の手織り絨毯「ギャッベ」には、
コレクターがいるほどの、人気の敷物です。

その魅力の一つに、
「色」があります。

鮮やかな色は、植物染めによるもので、
現在でもその手法は固く守られ続けています。

ケレンデという植物で染められた鮮やかな青。

茜で染められた、深みのある赤。

ザクロの皮で染められた、あたたかい黄。

胡桃の殻や木の皮で染められる大地の色、茶。

ジャシールという灌木の葉や枝から生まれる生命の色、緑。

自然から生まれ、自然と共存する遊牧民族「カシュガイ族」の娘は、
「たしなみ」としてギャッベを織る教育を受けるそうです。

その澄んだ色の組み合わせは、多彩なデザインを生みます。
まるで、自然を表現しているかのよう・・・。

もう一つの魅力は、デザイン(構成・図柄)。

柄の一つ一つに意味があるものの、
手本としての図案は無く、
織る娘たちは即興で、心に描いたまま織り上げていきます。

同じ物は、出来上がらない。
色合いや、柄は自由で、のびやかで

まるで一つ一つが心の絵のように、そしてアートのように。

ギャッベを眺め、触ってみると
異国の遊牧民族の暮らしや、自然の風景、
そして豊かな表現力を感じずにはいられません。

ギャッベは、札幌ファニシングTERRAの2階でご覧いただけます

参考文献(写真):GABBEH ART

幸せのソファ

幼いとき、家族が新しい家に引越しをした。

新しいお家には、ある日大きな荷物が届いて、
どきどきしながら箱を開けたら、

そこには、見たことがないソファが入っていた。

それは、コーナーソファだった。

一番末っ子の、私の特等席は
曲がった背中の、コーナー部分。

コーナーに座るのが、なんだか嬉しくて、恥ずかしくて、得意な気持ちだった。

両端の両親や兄弟に、はさまれて座るのを、
とても幸せに感じていた。

主役になった気持ちでいた、3歳のころの私。

TERRAショールームにある、このコーナーソファは、
デザインも、張地も、
あの頃のコーナーソファとは、まるで違うけれど、

でも、このソファが入ったお家の中で、

あの時の私のような、
幸せの真ん中にいるような、

子供の顔が見られるんだろうな、と考える。

そう考えたら、
ソファにとっても幸せな事だと思った。

ソファを売る、それだけではない。
幸せな時間をも、皆さんに届けられたら・・・。

ペルシャ絨毯の楽しみ方

TERRA4階には、世界の手織り絨毯が集まる
カーペット・敷物売り場があります。

中国の緞通や、ギャッベ、キリム、パキスタン
・・・そして、ペルシャ絨毯。

TERRAの敷物コーナーを見るだけで、
世界中の敷物を見ることが出来るんですよ!

ここは、ペルシャ絨毯の間。

そして、壁にかかる、この一枚の絵。

なんと、この写真に見える額の中も、
手織りのペルシャ絨毯なんです。
とても、糸を織って出来た絵柄とは思えないほどの仕上がりです。

絨毯の、価値をはかる方法の一つに
”目の細かさを見る”というのがあります。

目が細かいほど、柄がなめらかに美しく見えます。
(デジカメの画素数や、モザイク画と同じ考えですね)
その分、織る時の作業は大変になるので、価格も高価になります。
機械織りの絨毯も同じことが言えます。

中国緞通の『段』も、絨毯の『ノット』や『ラージ』も同じ様な意味で、
ある単位あたりの糸の目の数をこれらの単位で表します。

ですから、90段の緞通より、150段のほうが目が細かく、高価。
50万ノットのカーペットより、80万ノットのカーペットの方が細かく、高価。
・・・と言う事になります。
目の細かい敷物は、汚れ辛く(汚れが裏に入り込み辛いため)、丈夫ですし、
足の裏に感じる、踏み心地も違います。

絨毯を見比べる、簡単な方法を一つお教えしましょう♪
絨毯を裏返して見てみてください。

ほら、目の細かさの違いが見分けやすくなりますね。
(写真じゃ、わかり辛いかな?)

右の絨毯の方が、目がより細かく、表面もなめらかで、かつ、細やかな柄が表現されています。

TERRAで、手にとって、ペルシャ絨毯を眺めてみて下さい。
きっと、前より、もっと
手織り絨毯の美しさが実感できるように、なっているはず・・・(^-^)/です。

ウォールナットの魅力

全国の会場で、家具見本市が開かれます。

中をのぞいてみると、
各メーカーの新作家具や、取り組み、コンセプトが展示発表されており、
その時代その時代の流れや、ユーザーのニーズが垣間見えたりします。

最近、特に展示会で目をひくのが、「ウォールナット」を使った家具です。

数年前からウォールナットを使った家具がたくさん発表され、
高い評価を得ているようです。

さて、今日はTERRAでも人気のウォールナット材の家具をご紹介いたしましょう。

インテリアデザイナーの岩倉榮利氏デザイン KOSUGA「楽風庵(RAFUAN)」
IFFT(International Funiture Fair Tokyo) AWARD 金賞受賞
Good Design賞受賞
ブラックウォールナット使用

年代を問わず人気のスカンジナビアモダンスタイル
富士ファニチア「F’S(フィズ)」
背中が美しいリビングセットも魅力。
ウォールナット使用

使い込むほどに美しい HUKLA「LEUTE(ロイテ)」
ブラックウォールナット使用

凛とした美しさ 日進木工「SALLA(サラ)」
ブラックウォールナット使用

品質と技術力、北海道家具「ETERNO(エテルノ)」
暮らしのすべてをコーディネートできるアイテムの多さも魅力です。
ブラックウォールナット使用

暮らしに「イイね!」をプラスする「+e plus(イープラス)」
ウォールナット使用

いかがですか?
ウォールナット材の優しくも力強い木肌をうまく生かした
デザインの家具ばかりですよね!
実物はTERRAショールームでご覧いただけます。
ぜひご来店ください。

※予告無く展示が変わる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

ストレスのない世界へいざなう椅子

ストレスのない・・・

”ストレスレス”

そんな名前のチェアがあります。
エコーネス社の、「Stresslessチェア」がその椅子です。

エコーネス社は、スカンジナビア最大規模の家具メーカーとして知られています。
ストレスレス製品の成功の秘密は、
機能性・快適性そして品質のすべてを備えた製品を
独自の技術で生産するエコーネス社の姿勢にあります。

ストレスレスチェアはすべて、美しいノルウェー西部の工場で生産され、
なんと世界50ヶ国以上で広く親しまれているんですよ。

ストレスレスチェアは、様々なモデル、皮革の色と種類から選べるのも魅力。
また、お客様の体系に合わせてお選びいただけるよう、
ほとんどのモデルでS・M・Lの2~3種類のサイズがあるんです。

サイズの違いは、見た目ではほとんどわかりませんが、
座っていただければ、”本当にあう自分サイズ”を選び出すことができます。

ご自身のストレスレスチェアをお求めになるときには、ゆっくりじっくり時間をかけてお選びくださいね。
まるでご自分のために仕立てられたようなフィット感を味わうことができると思います。

それは、オーダーメイドのような座り心地。

本日からエコーネス社のキャンペーンがはじまります♪

キャンペーン期間中、ストレスレスチェアをお買上げのお客様先着2000名様に、アルパカウールのひざ掛けをプレゼント!

期間:10月1日(水)~11月30日(日)
*数に限りがありますので、在庫が終了した場合はご容赦願います。

ストレスレスチェアの快適さを、ぜひご体験ください。

エコーネス ストレスレスチェアは、TERRAショールーム5階Dフロアにて展示しております。