ペルシャ絨毯の楽しみ方

TERRA4階には、世界の手織り絨毯が集まる
カーペット・敷物売り場があります。

中国の緞通や、ギャッベ、キリム、パキスタン
・・・そして、ペルシャ絨毯。

TERRAの敷物コーナーを見るだけで、
世界中の敷物を見ることが出来るんですよ!

ここは、ペルシャ絨毯の間。

そして、壁にかかる、この一枚の絵。

なんと、この写真に見える額の中も、
手織りのペルシャ絨毯なんです。
とても、糸を織って出来た絵柄とは思えないほどの仕上がりです。

絨毯の、価値をはかる方法の一つに
”目の細かさを見る”というのがあります。

目が細かいほど、柄がなめらかに美しく見えます。
(デジカメの画素数や、モザイク画と同じ考えですね)
その分、織る時の作業は大変になるので、価格も高価になります。
機械織りの絨毯も同じことが言えます。

中国緞通の『段』も、絨毯の『ノット』や『ラージ』も同じ様な意味で、
ある単位あたりの糸の目の数をこれらの単位で表します。

ですから、90段の緞通より、150段のほうが目が細かく、高価。
50万ノットのカーペットより、80万ノットのカーペットの方が細かく、高価。
・・・と言う事になります。
目の細かい敷物は、汚れ辛く(汚れが裏に入り込み辛いため)、丈夫ですし、
足の裏に感じる、踏み心地も違います。

絨毯を見比べる、簡単な方法を一つお教えしましょう♪
絨毯を裏返して見てみてください。

ほら、目の細かさの違いが見分けやすくなりますね。
(写真じゃ、わかり辛いかな?)

右の絨毯の方が、目がより細かく、表面もなめらかで、かつ、細やかな柄が表現されています。

TERRAで、手にとって、ペルシャ絨毯を眺めてみて下さい。
きっと、前より、もっと
手織り絨毯の美しさが実感できるように、なっているはず・・・(^-^)/です。

2008/10/03 by 札幌ファニシング TERRA staff

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