月別アーカイブ: 2009年4月

くもの巣が、かかるシャンデリア

くもの巣が、かかってるなんて…ちょっと…
古いお屋敷みたい。

・・・と、思ったら、
 そうじゃなくて、デザインコンセプトの一部が
     「蜘蛛の巣がかかるシャンデリア」 だそうで。

これは、2005年に
デザイナーMarcel Wanders(マルセル・ワンダース)により
発表された、照明「ZEPPELIN(ツェッペリン)」です。

この照明の誕生には、さらに、さかのぼる事45年…
当時の新素材から生まれた、有名な照明が関係しています。

1960年の新素材「Cocoon(コクーン)」樹脂を用いた作品で、

Castiglioni(カスティリオーニ)兄弟によってデザインされた名作
「VISCONTEA」や「TARAXACUM」、
Tobia Scarpa(トビア・スカルパ)デザインの「FANTASMA」など。


これらの、cocoonの照明は、
MoMa(ニューヨーク近代美術館)パーマネントコレクションに
選定されています。

COCOON(コクーン)は、当時スプレータイプの樹脂で、
ワイヤーによる骨組みの上に、薄く繊維のように素材を吹き付け、
手作業で均一に広げながら重ねて成形しました。

始めに、長めの素材を吹き付け、それを均一に広げたところで、
上から、細かい素材を重ねて吹き付け、
繭のような、幕状のシェードを作り上げるわけです。

この素材を、照明の光を拡散させる素材として
取り入れたのが、FLOS社であり、
cocoonは、FLOSの創設のきっかけともなった、と
言われています。

そして、FLOS社が、COCOONシリーズ復刻に伴って、
新しいデザインをMarcel Wanders(マルセル・ワンダース)に依頼。

そして、生まれたのが、
シャンデリアごと、繭に包まれてしまったような
「ZEPPELIN(ツェッペリン)」というわけです。

発表された、ミラノサローネでも、
大変な注目を、集めたそうですよ。

・・・そういえば、札幌ファニシングの、ある一室にも・・・

やさしい、光を発する、「FANTASMA」がありましたっけ・・・。

Ahti 深海の神


※イラストhttp://www.jav.fi/、
      http://personal.inet.fi/taide/viitasusi/より

北欧フィンランドの神話にでてくる
Ahti(アハティ)という、深海の神。

随分、左右で印象が違いますね(^m^)

先日、ご紹介しましたKotiに、実は、仲間がいます。
こちらは、海の守り神Ahti(アハティ)という名前のシリーズです。

冨士ファニチア「F’s(フィズ)」より「Ahti(アハティ)」

~以下メーカーPOPより~。oOo.。。oOo.。。oOo.。oOo.。

  母親の背やひざに抱かれる。
  子どもの頃の原風景をイメージしました。

  あたたかく、安らかでやさしさに満ちたデザインは
  乾いた現代社会に生きる、私たちが必要としている、
  まさに、そのもの。

  暮らしの場にそっと馴染む
  母親がその場にいるだけで、安心するように
  そこにあるだけで、心、休まる。

 。oOo.。。oOo.。。oOo.。。oOo.。。oOo.。。oOo.。oOo.。

ダイニングチェアに、腰掛けてみると、
背中のラインと、座のラインが身体にフィットします。

”母親の背やひざに抱かれる”感じが
 座り心地に、反映されています。

SH(シートハイ=座面の高さ)は、一般的な420mmですが、
微妙に曲面を描き、おしりに馴染むデザインなので、
少し、低めに感じます。

落ち着くような、なんだか、ほっとするような座り心地でした。

木目も、張地も選べます。
これなら、みなさんのおうちにも、フィットしますね。

木の温か味を感じさせる優しいデザイン。
スカンジナビアモダンテイストのダイニングセットです。

F’s Ahtiは、TERRA4階でご覧いただけます。

※予告なく展示が変わる場合がございます。
 あらかじめ、ご了承ください。

北海道の華


こんにちは。

日に日に、陽射しが明るくなり、
札幌も、ようやく、春のきざしが感じられるようになりました。
来週くらいには、こんなお花畑が、札幌にも広がります!

先日に引き続き、グーグルの画面を見たら…
お花のイラストが。
今日は、植物学の日だそうです。

いろんな日が、決まっているのですね~。

そこで、今日は、北海道の華
札幌ファニシングオリジナル北海道家具から
「華-Hana-」を、ご紹介いたします。

北海道は、全国でも質の高い家具産地として有名です。

そして、古くから人気なのは
北海道らしい、素朴さと、暖かさをもった民芸調の家具。

モダンな住宅が増え、家具のデザインも、
すっきりしたモダンデザインが主流となっている昨今ですが、

だいだい、民芸調の家具は、日本らしさと工芸品としての価値観から
人気の高いスタイルの一つでもあります。

札幌ファニシングのオリジナル北海道家具
 『Neo Design-ネオデザイン-』の「華-Hana-」は

その名の通り、可憐な花の彫刻が特徴の
どこか、なつかしいような、優しい家具です。

彫りの入った家具には、機械彫りと、手彫りがありますが
この「華」は、もちろんベテラン家具職人の、手彫りです。

そして、さらにその職人さんや、工房の方のお話を伺うと

   「手彫りといっても、普通は8割は機械で掘る。
              残り2割の仕上げだけ手作業なんだ。

    でも、うちは違う。2割ガイドラインだけ機械で彫るが、

              ほとんどの8割を、手彫りでやる。」

木の木目や、色目によって、一つ一つの花の表情が違う。
だから、一つ一つが、まるで作品のように、
大切に仕上げられて、出荷されます。

木の命と、職人さんの暖かい手。
それが、伝わってくるような優しい家具が、出来上がりました。

『Neo Design-ネオデザイン-』の「華-Hana-」は、
  【Neo Design PR Studio 旭川ショールーム
  【Neo Design PR Studio 大川ショールーム】 
  【TERRA】3階で、ご覧いただけます。

※予告なく、展示が変わる場合がございますので
 あらかじめご了承下さい。

googleで、考えたこと

こんにちは。
今日は、4月22日。
今日は、よい(4)夫婦(22)の日、だとか
    清掃の日、だとか 定められているそうですが…

Googleのタイトル画像を、よく見た事がありますか?
普段は、普通の文字ロゴ

ブログを、更新する時、ネタに困ると、このロゴを見たりします(^-^)
何故かというと、何かの記念日には
その日にちなんだデザインの、ロゴになるからです~。

ちなみに今日は、こんなロゴ。

ふ~ん、アースデイか…。

そんな訳で、地球について考えて、
そして、家具やインテリアで、

     地球のためにできること…を考えてみました。

家具は、大きなものだから、作るのも、捨てるのも
たくさんの地球のエネルギーや、資源が使われます。

だから、使い捨てにしないで、
良いものを、じっくり大切に使いたい。

使っていると、痛んでしまうのは、仕方の無いこと。
だから、痛んだ所だけ、とりかえて、使えるところは使う。

この方法なら、どこかが痛んだからって、
捨てたり、まるごと買いかえる必要が、ありません!

だから、選んだのが…この椅子。

スチールと、ビーチ材のフレームは、
ビスで留めるだけ。

そして、背と座のクッション部分も、取り外しが可能です。
このファブリックなら、家庭の洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えます!

もし、すり切れてきたら、カバーだけ買うことも可能です。
クッションがくたってきたら、クッションも別売りです。

パーツそれぞれ、買いかえる事ができるんですね。

さわやかでシンプルな、北欧モダンデザインだから
長く使っても、飽きがきませんね。

このチェアは、innovator(イノベーター)のstickというチェアです。
この他、innovatorから出されている全てのチェアは
カバーリングタイプで、長くお使いいただけるエコ商品なのです!

ファニシングブログより「30年前からのエコ」

今日は、ロゴを見て、ネタを思いつき
ブログを書きました(^^)/

p.s.
過去のロゴも、大好きな画家の絵が出てきたり、
絵本のキャラクターが出てきたり、
日本のイベントがあったりと、楽しめます…。

ホリデーロゴ
http://www.google.com/intl/en/holidaylogos.html
日本版:ホリデーロゴ
http://www.google.com/intl/ja/holidaylogos.html

羊チェア?


勝手に、命名してしまいました。

だって、羊に見えたんです…。

耳が黒くって、少したれてて、
羊な?感じを、受けました。

でも、この椅子は、羊チェアという名前ではありません @((・ェ・))@

以前ご紹介たSOLAという椅子のメーカーと同じく、

飛騨高山の、家具メーカー日進木工
「White Wood」シリーズのダイニングチェアです。

「White Wood」シリーズとは? 以下メーカーHPより************

   日常の暮らしに、自然の森のような
   新鮮で清々しい空気を運んでくれる、
   それが「White Wood」シリーズ。

   厳選されたナラの無垢材を贅沢に、
   また大切に使い、
   素材を生かすことを第一に考えた家具は
   インテリアに、ナチュラルな心地よさと明るさをもたらします。

   触れるたびに自然の恵みを感じていただけるはずです。

たしかに、自然そのままの、ナチュラルさが
伝わってきたから、

かわいい羊にも出会えたのかも?

日進木工「White Wood」は
TERRA5階で、ご覧いただけます。

※予告なく展示が変わる場合がございますのであらかじめご了承下さい。