月別アーカイブ: 2008年10月

かゆい所に手が届く

かゆい所に手が届く。
そんな感じのプレゼントなんです!

「孫の手」じゃ、ありません。

たとえば……

「革のソファを買いました。
お手入れは、どうしたらいいのかしら?」
・・・・・・そんな、あなたに、プレゼント。

革を、きれいに、しっとりと保つ、革クリーナー。

「新しいベッドを買いました。
このサイズの、寝装品は、持っていないから・・・」
・・・・・・そんな、あなたに、プレゼント。

パット、シーツの、寝装品セット。

明日から開催の、セールでお買上げの方に、プレゼントいたします。

11/1~11/3は、大好評第三弾!大開放セール

セールの準備も、進んでまいりました♪
10万円以上お買上げの方に、もれなく・・・


美味しい、お楽しみ有りです。

TERRAの秋祭りも、
赤ちょうちんに、あかりが灯り・・・


ヨーヨー吊りや、わなげに挑戦してくださいね!

自然界から生まれた美

ひまわりの種子や、巻貝のらせん。
自然の命の形です。

この、美しいバランスは、自然が生んだ「黄金分割らせん」によるものです。

不思議にも、命の形は、決まった比率「黄金比」で
形つくられているなんて・・・。

見る人誰もが美しい、と感じられる
自然の造形を、とりいれた美しいテーブルがあります。

それが、
「Around the Big Table(アラウンドザビッグテーブル)」
◆メーカー:ビクターインテリア

黄金分割らせんによる、
美しい曲線を描く天板は、表情ゆたかに、
そして、使う人のコミュニケーション空間を
やさしく包み込むようです。

また、この美しさを保つために、ほどこされたのが、
ドイツで生まれた、「UV塗装」。

紫外線を当てることにより、瞬時に硬化し、
丈夫な塗装面を、作り出します。

このUV塗装をテーブルに採用したのは
日本では、ビクターが最初です。

36㎜ある、厚い天板は、しっとりとした存在感があり、
オーバル(楕円形)の脚は、見る角度により、表情を変えます。

この、「アラウンド ザ ビッグテーブル」をセットで
11月1~3日の大開放セール中にご契約いただくと、

ビクターより、プレゼントがございます。

好きな音楽も、映画も、身につける。
ポータブルデジタルオーディオプレーヤー
「XA-V40」

4GBを、もれなく、プレゼントいたします。

ぜひ、この機会に大開放セールで
美しいテーブルと出会ってみてください。

今週末は、大開放セール第三弾!

一年に2度しか開催されない大開放セールを、

なんと、今年は、あついリクエストにお応えして、
★第三弾☆開催決定★です!

11月1日(土)・2日(日)・3日(月・祝)の3日間
全道から、家具専門店、インテリアショップ、
ハウスメーカー、百貨店が大集合しての
全店一斉、合同セール企画♪

5階建ての、家具インテリアショールームを
全品特価表示にて大開放いたします。

今回もうれしい、お買い上げプレゼント盛りだくさん。

地下イベントホールでは、「TERRA秋祭り」と称しまして、
縁日屋台が登場♪

来て楽しい♪
  見て楽しい♪
     買って、もっと嬉しい♪

そんな、イベントにしたいと思っていますので、
ぜひ、皆さんでお越しくださいね。

詳しくは、札幌ファニシングHPで。

技術が可能にした、デザインの実現

10月20日から4日間にわたり、

家具に使われる、木材の事、そして、

外国で生まれた、木材の加工技術と、それによって実現した
椅子のお話をしてきました。

今日は、日本のお話です。

世界では、1800年代から、
「木を曲げる」ことについて、研究が始まりました。

そして、現在では日本でも、この技術がさらに高まり、
美しい曲線を持つ椅子が、生産されています。

成型合板の技術に、機械の進歩が加わりました。
手作業では、不可能な、細かい作業が可能になったのです。

コンピューターにプログラムされた指示通りに、
刃が、木を削っていきます。
曲面も自在に削り出せる、優れものです。

この機械が、NCルータ。

NCルータを使い、
薄く、曲げられた成型合板に、溝をつけたり、
カットしたりする、緻密な作業がほどこされます。

薄い成型合板の側面に、削りこまれた溝。
この溝のおかげで、薄い成型合板に、ぴったりとフィットした
布地や、革を張り込むことができます。

家具のプロが、その椅子を見たとき、
「どうやって、作ったのかわからない!」という声があがったという
職人の、妥協のない技術で生まれた、三次曲面を持つチェアがあります。

ADコア 瀬戸昇氏デザインの「LINEA(リネア)」です。

LINEAは、脚の幅を微妙に変化させて、
肘の部分には段差をつけています。

しかも、合板の厚さを、徐々に薄くしていく
不等厚成型を、一番の急カーブのところで採用しています。

これらは、非常に至難の技です。

すぐれた木工技術が、
デザイナーの、思い描くフォルムの実現に
欠かせない物となっているようです。

日本の木工技術の結晶
ADコア「LINEA」は、ショールームTERRAでご覧いただけます。

フォルムと、構造の融合。
   独創的なスタイルのチェアです。

なめらかな、素材感や、美しいディテールをお楽しみください。

参考文献(画像):CONFORT

2億本 売れたイス

1859年、ある椅子が発表されました。
成型合板より、少し前の時代です。

その椅子は、現在まで
2億本以上、売れています。

150年近く前に生まれたチェアが、
今でも、売れているのです。

作者は、ミヒャエル・トーネット。
この名前、聞いた事がある方もいるかもしれませんね。

トーネットといえば、曲げ木。
曲げ木といえば、トーネット。

当時は、カーブを作り出すために
木を削って薄くして曲線にし、
1枚1枚膠(にかわ)で貼り合わせていました。

とても、手のこんだ手間のかかる作業です。
これでは、大量生産は無理です。

そこで、トーネットは、2㎜程度のブナの薄板を
膠(にかわ)を溶いたお湯で煮て、5~10枚まとめて
型に挟み込んで、乾燥させるという技術を開発しました。

この方法は、成型合板の原型となっています。

トーネットは、さらに考えました。
「無垢材を曲げる事が出来れば、もっと効率がよくなる」と。

蒸らして、軟らかくした材料を
薄い鉄の、帯板に沿わせて固定し
その帯板ごと曲げて、型にセットします。

そのまま、乾燥させれば、狂いも防げる。

この方法は、1842年、ウィーンで特許の認可がおりました。

そして、1859年。

後ろ脚から背へ伸びる部材、
背あての部材、
籐張りの座面、
円形の貫(ぬき)、
前脚の2本。

たった、これだけの、

たった、6個のパーツで構成されただけのチェア

『14番カフェチェア』が誕生しました。

分解されたパーツは、輸送の際に1箱に36脚分梱包できた、
といわれています。

部材が少ないこと、合理的に製造されることにより、安価でできます。
組立には、接着は使わず、ビス止めだけ。
破損した場合は、その部分だけを交換すればよい。

そんな理由で、2億本以上という
記録的販売数を達成したのですね。

参考文献:CONFORT