羽田の森に面し、ガラス張りの窓から外を眺められるのが
『テラス・ゾーン』。
アウトドア家具や、ラタン製の家具を集めた
テラスの雰囲気のブースです。

丸太を用いた「MOUNTAIN TABLE&BENCH」。
羽を広げたような優雅な籐椅子は
パトリシア・ウルキオラの「PAVO REAL」
曲線と直線のコンビネーションが美しい
カリグラフィーのようなチェアは、ロン・アラッドの「ZIGO」。
くらげのような、大きな照明は
フランス人デザイナー インガ・センペの
「PO/0202 Floor Lamp」。

白いお花のようなガーデンチェアも、パトリシア・ウルキオラのデザイン。
籐椅子のイメージを変えてしまうような、モダンなアームチェアは
伝統的な手仕事から生まれた ヤマカワラタンの椅子(左の椅子)。

手前から、
アスプルンドより「R-52L」。
背もたれ、座面、脚のすべてを牛革で編みこんで一体に仕上げた
リッチなチェア。
その奥、背中向きのチェアはパトリック・ジュアンの「Thalya」。
ポリカーボネート製の現代的なデザイン。
その奥の籐のスタイリッシュなスタッキングチェアは
建築家オスカー・トゥスケデザインの「ABANICA」。
フレームのデザインが、非常に美しい。
次のアームチェアはスチール製で軽くて雨にも強いので
屋外にも安心。

その奥の透明なイスは
MAGISからリチャード・サッパーデザイン「Tosca」。
一体成形が生み出す美しいチェアです。
奥のチェアが
ロナン&エルワン・ブルレックが植物にインスパイアされた
葉脈のような椅子「Vegetal」。
こちらも手前から

ジャン・プルーヴェデザインの「Standard Chair」。
その奥はリートフェルトの1930年代の復刻品「Crate Chair Junior」。
部材をビスで留めるだけの、合理的なデザイン。
S字を描く、美しいチェアはその名も「S-Chair」。
薄い一枚のボディが、しなやかにS字を描く
トム・ディクソンの出世作。
その奥が、ピート・ヘイン・イークより廃材シリーズ。
椅子と一口で言っても、本当に個性豊か。
その個性を、うまく生かしつつ、コーディネートして
しかも、空間との調和、使う人の自由なスタイル、タイミング
すべてを、流動的に、そしてアーティスティックに実現された
夢の、チェアゾーンは
建築家 中村拓志さんによる計算されつくした、空間であり
また、訪れる人の心如何によって、十人十色の顔を見せる
素敵な空間です。
さあ、行った事のあるかたも、まだの方も
楽しんでいただけたでしょうか?UPPER DECK TOKYO。
ぜひ、みなさんも名作椅子に実際に触れて、腰かけてみてください。
そこには、あなただけのインテリアゾーンが生まれるはずです。