空間にあたえる、リズム

木目の美しい木を、スライスして作る単板「突板」。

突板は、限りある資源、木材を、
そして、その木材の美しい木目を、
最大限に生かすことができる製法の一つです。

薄く突いた板を、合板やMDFの上に張っていくと
化粧合板が出来上がります。
 10/20木製家具のなかみ の回参照

木目をぴったりと合わせ、
突板の継ぎ目がわからないほど、なめらかな板を作るには、
熟練の技が必要とされています。

突き方によって、現われる木目も違い、
その組み合わせ方で、
様々な表情を見せてくれるのも、この突板の面白いところ。

今日は、突板で彩られるデザインを紹介いたしましょう。

突板の張り合わせ方パターンの一部をご覧下さい。

柾目・板目と、その組み合わせ方で、
こんなに、楽しいパターンが生まれます。

また、突板を裏表に並べると、
さらに、バラエティー豊かな組み合わせが生まれます。

札幌ファニシングの、家具ショールームTERRAにも
美しいパターンを見せてくれる、家具があります。

人気家具ブランド「KOSUGA -コスガ-」のリージェントハウスシリーズ。

リージェントハウスのダイニング・リビングテーブルは、
リバースダイヤモンド張りです。

クラシックな、美しいリズムを感じさせられます。

ブランド「CASABLANCA -カサブランカ-」の
センターテーブル CORONA-コロナ-

こちらは、柾目が美しい、リバース張りです。
籐のフレームとマッチした、軽快なリズムが…♪

飛騨高山の家具メーカー「日進木工」の
MOONシリーズ。

こちらは、テーブル天板と、
サイドボードやキャビネットの扉が、
チェックボード張りによる、
小気味良い、市松模様を描いています。

そして、格調高い「DREXEL HERITAGE-ドレクセルヘリテイジ-」の
センターテーブルは、うっとりと見とれてしまうほどの
リバース張りです。


この他、ドレクセルの伸長式ダイニングテーブルや、カクテルテーブルは
さらに、木目を組み合わせたパターンで、
目を楽しませてくれるものが、たくさんあります。

パターンが変わるだけで、
空間にあたえるリズムが変化して、伝わってくるようです。

さあ、みなさんは、どんなリズムを感じましたか?
実際に、TERRAで、美しい木目パターンを見てみてください。

きっと、木の命の音、躍動感を感じられると思います。

上記の家具は、ショールームTERRAでご覧いただけます。
*予告無く、展示内容が変わる場合がございます。
 あらかじめご了承くださいませ。

2008/11/10 by 札幌ファニシング TERRA staff