カーペットやラグマット。 どのように敷いたらいいですか? というような質問をされる事がよくあります。 そんな疑問をお持ちの方へ、主たる、5種類のカーペットの敷き方をご紹介します。
部屋の床面の大きさよりも小さいカーペットを敷き、周囲を空ける。 板の間なら、畳物カーペットだけでなく、タイルカーペットでも枚数を限定して敷くことができる。
ピース敷き
角型や円形の小さいカーペットをベッドの脇、応接セットの下、玄関、化粧台周辺などに部分的に敷く方法で、部屋にアクセントをつけるのに適し、シャギータイプやフックドラグ等が多用される。
敷き詰め
ウォール ツゥ ウォール(Wall to Wall : 壁から壁まで)と言われるように、部屋いっぱいに敷き詰める方法で部屋を大きく見せ、また保温効果の点でも優れている。たいてい長尺物を切断したり、ジョイントしたりする必要があるので、専門的な施工技術が必要である。
重ね敷き
無地などのカーペットを敷き詰めた上に、さらに柄物等のカーペットをピース敷きすると豪華なムードを味わうことができ、カーペットオンカーペット(Carpet on Carpet)とも言われている。ただし、パイルの方向性の強いものの上では、歩行により徐々にカーペットが移動していく傾向にあるので、注意が必要である。
ランナー敷き
廊下などの中央部に長尺物を敷き流す方法で、カーペットがずれやすく、床材の種類によってその固定方法が違うので、注意しなければならない。
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