昨年のインターンシップで、当社初の外国人インターン生を受け入れました。
その時に、私たち日本人が普段あまり意識しない
「和のデザイン」を、再認識させられました。
TERRAショールームの中で、日本のイメージを持つ家具として、スイスの方に好まれたソファがこちら。
モリシゲの、ムーンライトというソファです。
モリシゲは、もともと伝統の漆塗り技術を洋家具の分野にまで取り入れた「塗り」の高い技術を持つメーカーです。
このソファの、どの部分に日本らしさを感じたのでしょうか。
伺ってみたところ、どうやら、座面の格子のようなデザインが、和を感じされられるのではないか、ということでした。
フリーセッションの場では、日本の住宅様式の一つでもある書院造の、違い棚が例に上がりました。
また、書院造に見られる、部屋を区切る障子もそうですね。
これらの格子のデザインは、和風の古い町並みの建具にもよく見られます。
また、和室のシンボルといえる畳も、そうですね。こちらは、正方形の琉球畳。
あまり、意識したことが無かった和風スタイルと、格子のデザインは、なかなか深い関係があるのかもしれませんね。
こんなオープンシェルフは、シンプルでモダンだと思っていましたが、案外和風スタイルに用いると、すっきりジャパニーズモダンの演出ができそうです。
レグナテック ソーロ 120 フリーシェルフ