chair・椅子・いす・イス三昧!羽田空港2

羽田空港第2ターミナルの
「アッパー デッキ トーキョー」は4つのゾーンに分かれています。

まずは、『ウェルカムゾーン』からご紹介しましょう。

映画制作会社が使用していたカメラ用木製三脚を利用したという
「TRIPOD FLOOR LUMP」。
芸術作品のような照明ですね。

(左テーブルの左奥の椅子)
人気のイームズの定番「アームシェル」の向かって左横には
シュテファン・ディーツ デザインの404チェア。
伝統を守りつつ、3次曲面が美しい曲げ木のチェアです。

同テーブルについているイスは
昔ながらのデザインを残し、樹脂製にして生まれ変わった
「Giuseppina」(手前の椅子)と
ピエロ・リッソニの一体成形のチェア「LIZZ」(向かって右)。
スタッキングも可能です。

隣のテーブルには

ダイニングテーブルに、
家族それぞれの個性のように違うデザインで
4脚からなるセット「FAMILY CHAIRS」の中の1脚が見えます。
(右テーブル手前の椅子)

ライトの右前にある、すっきりとした素朴なデザインの椅子は
マルニ木工 nextmaruniのなら材のチェア。
植木莞爾氏デザインの「Kanji Ueki Chair」。
座板は、彼が子供の頃触れたお寺の濡れ縁の、敷板のイメージだそうですよ。

かわいらしいチェックのソファは、
ジャン・マリー・マソーデザインの「SLIM LINE D.C.C」。
同デザインで、ソファベンチもあります。

その周りには、
ウッドのフレームが優しい雰囲気をあたえる
フィリップ・ユーレルの「INWOOD」、
布張りバージョン、ル・コルビジェの「LC2」。


背中向きのクラシックなチェアは
オランダの気鋭マーティン・バースの代表作「Smoke dining chair」。
伝統的なチェアを炭化させて、樹脂でコーティング!

向かい側は、いわずと知れた
マッキントッシュの「ARGYLE」。
19世紀末にデザインされたとは思えない、今でもモダンで素敵!


ウォールナット材のフレームで
家具の起源を思い出させるようなソファは、
デイベッドにもよさそうな「Marchetti FG 622」。

その対面の、スツールたちも個性的です!

歩き出しそうな小人が支えるスツールは、
フィリップ・スタルクの「Gnomes Attila」。

ウォルナット材の彫刻風スツールは
イームズ夫妻による「Eames Walnut Stool」。

くしゃくしゃっとなった、革のひだが特徴のスツールは
トアン・ギエンの「BELLOWS COLLECTION stool」。
高さも変えられるそうです!

ウェルカムゾーンで、注目したいのがカウンターに並べられた
黒いハイスツール群。

一つとして同じ顔のスツールはありません。
個性的で、それでいて、シックな統一感が生まれている
美しい空間になっています。

この中に、以前ご紹介した
美しいカウンターチェアAZUMIデザインの「LEM」
あります。

さあ、あなたはどのカウンタースツールに腰かけますか?

全部をご紹介する事はできません。
もし、この記事をご覧になって、
椅子を好きになってくださった方がいましたら

ぜひ、羽田空港へ行って見て下さい!

きっと、もっと
椅子、デザイン、インテリアが好きになると思いますヨ♪

※記事は「HANEDA UPPER DECK TOKYO JOURNAL」を
参考にさせていただいております。

2011/01/14 by 札幌ファニシング TERRA staff