今年もあとわずか。
TERRAでは、お正月を迎える準備が進んでいます。

エントランスに、まゆ玉を飾りました。

このまゆ玉、繭玉・舞玉と書いたり、
地方によっては餅花と呼ばれているお正月のお飾りです。

もともとは、柳などの木に
繭の形に丸めた、餅や米の粉のだんごを多数つけたもので、

その姿が頭を垂れた稲穂のようなので、豊作を祈る飾り、とか
繭の出来を豊かにする予祝だとか言われています。

どちらにしても、新年にその年が豊かになるよう
願いを込められた、お飾りなんですね。

TERRAではモナカで出来た、このまゆ玉を使いました。

養蚕の神様「オシラサマ」が祀られている、岩手県の伝承園「オシラ堂」では
実物の繭が、まゆ玉として飾られています。

繭からは、絹糸「シルク」がとられます。

そして美しい織物が出来上がり、着物や色々な製品になるんですね。

そんな、昔から語り継がれ、引き継がれてきたお正月飾りを眺め
皆さまの来年のご多幸を祈りつつ、本年の営業を終わりたいと思います。

年内のTERRA営業は、12月29日正午までです。
今年も一年、札幌ファニシング株式会社をお引き立ていただき
ありがとうございました。

来年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
良い年をお迎え下さい。