色の日

今日、1月6日は、そのゴロから、
「色(いろ)」の日なのだそうです。

インテリアにも、色はとっても大事な要素です。
今日は、色について考えてみたいと思います。

子供の頃から、親しんでいる色ですが、
色の成り立ちについて、深く考える事は
少ないかもしれません。

色は、主に有彩色と無彩色に分けられます。

有彩色とは、色味のある色(たとえば赤とか青など)。
無彩色とは、色味のない色(黒、白、グレー)。

そして、有彩色には、原色があって、
その色を元に、色々な色が生まれます。

色光(光の色)の三原色は、
赤・緑・青で、
混ぜると、どんどん明るくなる為「加法混色」と呼ばれます。
演劇などで、照明を担当すると、
この色のフィルムの光を混ぜて、色を作りますね。

色料(絵の具などの色)の三原色は
シアン・マゼンタ・イエローで、
混ぜると、どんどん暗くなる為「減法混色」と呼ばれます。
最近は、カラープリンターを使う方が多いので、
プリンターのインクの色で、ご存知の方も多いと思います。

これら原色の組み合わせによって、色々な色が生まれるわけですが、
色には、特徴があって、人にあたえる印象も随分変わってきます。

色の特長には、
 ・色相(虹に見られるような、色味の違い)
 ・彩度(鮮やかさ、鈍さ)
 ・明度(明るさ、暗さ)
          に分けられ、

そのバランスにより、色の雰囲気が変わってきます。

たとえば、同じグリーンでも
明度が低く、彩度もやや低めなこの緑だと

落ち着いたイメージを持ちます。

逆に、明度・彩度とも、高い、この緑。

元気はつらつ、さわやかなイメージですね。

同じ色相でも、彩度や明度の違いで生まれる感覚が
おわかりいただけたでしょうか?

また、色相の違いでも、大きく印象が違ってきます。
たとえば、こちらのお部屋は

ワインレッドをアクセントに使っていますが、
夏より、秋から冬にかけてのお部屋のイメージではありませんか?

そして、次のお部屋

こちらは、夏に過ごしたいお部屋ですよね!

色には、暖色、寒色があり、
暖色には、赤、オレンジ、黄色などがあげられます。
寒色には、緑、青などがあげられます。

この、暖色と寒色によって、お部屋の温度さえ
違って感じるそうです。
目から入る色の刺激によって、体感温度が、変わるのですね。

その他にも、人にあたえる影響が、色にはあると言います。
私たちも、お部屋の用途によって、
オススメする色が違います。

まずは、小物から、色を楽しんでみてください♪

季節によって、色を少し意識して
インテリアを変えてみたら・・・

もっと、気持ちのいい生活を、すごせるかも!

インテリア写真:
   一番上 ligne rosetよりTOGO(トーゴ)の
                カラーバリエーション
   二番目 innovatorよりballuff(バルーフ)
   三番目以降 HUKLA(フクラ)より 

2009/01/06 by 札幌ファニシング TERRA staff