オリジナルカントリー家具「North Countyr」

こんにちは!

今日は、先月東京ビッグサイトで開催された
2010 IFFT Interiorlifestyle Livingで発表した
当社オリジナルカントリー家具「North Country」をご紹介しますね。

この「North Country」は、北海道で作られたカントリースタイルの家具。

カントリー家具とは
18~19世紀の英国のロンドンのような都会からみて、
田舎にあたるウインザー地方などの”カントリー”から来た家具
                    というのが、はじまりです。

当時の都会の貴族が所有する
豪華な張りぐるみの椅子や、ソファなどと対照的な
板座のチェアに象徴される素朴な家具を
「カントリー家具」と呼ぶようになりました。

英国のカントリー家具は、
その後北米やヨーロッパで庶民の家具として広まりました。

ヨーロッパ(北欧からロシアにかけて)ではヨーロッパレッドパインが
北米ではロッジポールパイン・ポンデロッサパインが多く採れ、

更にそれらが加工のしやすい材料であったため
テーブルや、食器棚、その他の箱モノ家具に、パイン材が採用されました。

パイン材は柔かく、節が多いため、
強度が求められる椅子にはブナ材(ビーチ材)が、多く使われています。

さて、「North Country」では、これらの伝統と
現在の、日本でのライフスタイルを考え

日本人むけの、日本での生活環境にあわせた
カントリースタイルを、提案いたしました。

チェアは、ブナ材を使用し、それ以外の家具は
ヨーロッパ産のヨーロッパレッドパインを使用しています。

チェアのデザインは、伝統的なカントリースタイルの
スピンドルチェア、チャーチチェア、ビストロチェアの3種類。

テーブルの幕板(小さくしました)や、
脚の細さは(従来のデザインはもっと、ごつく太い)、
現代の住空間にコーディネートしやすいようアレンジしており
より使いやすく、現代風にデザインにしました。

モダン家具があふれる昨今、直線的なデザインが多いソファですが、
North Counryでは、やさしいアール(曲線)が印象的なデザインにしました。

そのほか、ベッドやデスク、収納家具まで
お部屋をトータルにコーディネートできるアイテムをご用意しています。

TERRAにもNorth Countryが展示される日を
お楽しみにお待ちくださいね!

2010/12/06 by 札幌ファニシング TERRA staff