1月20日(火)カーテンメーカー [ サンゲツ ] のカーテン見本帳「ソレイユ」セミナー

今回発表された、カーテンサンプル帳「ソレイユ」2015-2018は、全317柄663アイテムのうち、228柄、約75%が新柄となって発表されました。開発に携わった、サンゲツスタッフが、「ソレイユ」のコンセプト、カーテントレンドについて説明してくださいました。

会場には、ハンガーサンプルと、オーダーカーテンの縫製例が展示されています。
今回の「ソレイユ」見本帳には4つのコンセプトが掲げられています。
質感→3D表現(立体感のあるファブリック)、光沢、グラデーション、リネンルック
自然回帰・原風景→動植物モチーフ
伝統・技→小紋柄モチーフ
個性の多様化
です。
最近のカーテンのトレンドから、デザイン性の高いレース(デザインシアー)を選び、ドレープ(厚地のカーテン)をシンプルにする、という流れが人気だそうです。オパール加工(レースの抜き加工)や、刺繍、美しい発色と水彩画のような表現が可能になったデジタルプリントが、目を惹きます。

こちらは、ワインレッドのラインが、デザインされたレースに、クロコダイル柄のシックなカーテンをコーディネート。フロントレース(レースを前面にしたかけ方)です。
質感が豊かなファブリックが、多くみられます。こちらは、3D表現された立体感のあるファブリック。横糸の伸縮性により、布地表面に、凹凸の表情が豊かに表れています。

こちらは、伝統をテーマとした小紋柄「亀甲」ベースの、刺繍による表情豊かな3D表現のファブリック。

その他に、「麻の葉文様」などをモチーフとした柄などもあり、しっとりとしたジャパニーズモダンのインテリアに合いそうな、新柄もたくさんありました。
私個人としては、生地と同色の糸を用いた、素材感ゆたかな刺繍のファブリックが素敵だと思いました。

この生地を使用した、コーディネート例。異なるファブリックを用い、ギャザーバランス(上飾り)とベースカーテンの吊元を一体型で縫製したスタイル。

とても、かわいらしかったホワイトレースに、雪の結晶の刺繍。真ん中にはスパンコールで、キラキラとしたアクセント。

これを、光沢のあるクールなブルーのドレープに重ね(レースオンスタイル)トリムでつなぎ目を飾っています。

アナと雪の女王のイメージの、カーテン☆です。
光沢があり、発色が美しいシャンタン生地が、多くあります。

これらは、単品使いではもちろん、デザイン性豊かな、レースや他のファブリックとコーディネートして、楽しいオーダーカーテンを作る幅が広がると思います。

ドレープ、レース、そしてタッセルなどのウィンドウアクセサリーで、魅力的な窓辺を演出してみませんか?
豊富なファブリック、組み合わせによる無限のコーディネート。
カーテンの世界は、本当に楽しいですね。
TERRAショールームのカーテンコーナーは5階です。
サンゲツはもちろん、輸入カーテンまで約2000種類のサンプルを展示しています。