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国産家具認定がスタートしました。

一般社団法人日本家具産業振興会では、「安全+安心+環境」に配慮した国産家具を生産する会員企業を対象に、国産家具表示ができる事業者を認定する事業を開始しました。

認定基準は、日本国内での生産はもちろん、そのほか強度、耐久性や、シックハウス対策、合法木材の使用、修理対応による環境保護などで、さまざまな内容をクリアした製品を作るメーカーにだけ、認定マーク表示を許すというものです。
国産家具マーク
つまり「安全+安心+環境」に配慮された国産家具の証ということ!

国産家具表示認定の基準は・・・

1)原材料をのぞき、家具の部分品を制作する作業から日本国内で行っている事。

2)安全性などの目安を定めた本会の指針に適合していること、または製品の安全性確保のための社内基準や検査体制がある事。

3)ホルムアルデヒドの放散量が少ない原材料(木材や接着剤、塗料)を使っている事。

4)違法伐採の木材を使用していないこと。合法木材供給事業者の認定または森林認証制度における認証を受けている事業者から木材を仕入れている事。

5)修理・メンテナンスに応じている事。取扱説明書に製造社名や連絡先が明記されており、PL保険(生産物賠償責任保険)に加入している事。

6)知的財産権など他社の権利侵害をしていない(実用新案や特許、デザインをまねたり勝手に使ったりしていない)事。

2014年4月現在、認定家具メーカーは、34社。今後も増えると思います^^
TERRAにもたくさん、安全安心の家具が展示されています。

国産家具認定メーカーの家具に、ぜひ注目してみてくださいね!
目印はこの↑赤いマークです!

※一般社団法人日本家具産業振興会会員企業が対象です。

新作ソファ入荷~

こんにちは!
リニューアルしたマルイチセーリングの売り場、新作ソファを先日ご紹介しました。

マルイチセーリング 新作ソファ説明会

その後、少し遅れましたが、もう一点新作ソファが入荷しましたよ!
マルイチ新作ソファ
Gulf ガルフです。

W1990mm、D800mmと、非常にコンパクトなサイズのソファです!
もちろん、マルイチならでは!組み換えによるスタイル変更が可能です。
右カウチ、左カウチ、センターシェーズに、3P+1Pへ変身♪
gulf2
長いクッションを持ち上げると、スツール部分が。
このスツールの移動で、組み換えが可能なんですね!

フルカバーリングで、しかもウォッシャブル☆
綺麗な発色のファブリックから、千鳥格子など、新しい生地も入りましたので、生地選びも楽しみです。
本体と、クッション部分のコンビネーション張り(違う生地を張ること)も可能です。
コーディネートの幅が、ますます広がりますね。

国産家具マルイチセーリングは、TERRA4階に展示しています。

※予告なく展示場所、展示内容が変わることがございます。あらかじめご了承ください。

国際家具デザインフェア旭川・第60回旭川家具産地展レポート

IFDA2014
2014年6月18日(水)~22日(日)
国際家具デザインフェア旭川「IFDA」

このイベントは、3年に一度開催される家具のイベント。
旭川に、世界中から優れたデザインの家具が集まる、若手デザイナーを育む国際デザインコンペも開催されます。

また、同時開催としまして毎年開催される木工祭「旭川家具産地展」も開催されています。

以前、椅子の世界的コレクターである織田先生の講演会レポートで
「世界1の家具産地といえる旭川」の中でも書かせていただいていますが、家具産地旭川が、最も盛り上がるイベントと言っても過言ではありません。

特別イベント、関連イベントが、街を挙げて開催されています。
イベントスケジュール

家具産地展の会場は、旭川家具センター。
旭川市とその近郊の家具メーカーや団体、約30社が商品を展示しています。
kaijou

今年は、「第60回旭川家具産地展」。長い長い歴史ですね。
ちょうど、会場に入ったころ、「ここの木の家具・旭川プロジェクト」始動展の講演が始まりました。
「旭川家具を、創成期のように北海道の森の木でつくろう」という取り組みです。
中川町から、家具産地旭川へ、木材供給が始まりました。
kokonoki
北海道の木で、私たちの家具をつくる。
森を育てる側と家具をつくる側の、貴重な連携が実現し始めています。

そして、国際家具デザインフェアIFDAでは、国際デザインコンペも注目イベントの一つ。
今年の受賞作品の展示は、サイパル会場。

入賞作品はこちらでご覧いただけます。「IFDA デザインコンペ」

シルバーリーフ賞に、カンポスチェアが選ばれたデザイナー、松岡 智之さんは、当社のオリジナルブランド「Neo Design」のソファをデザインしてくれているデザイナーさんです。
   松岡 智之デザイン「LAY」「TRUST」

ちょうどこの日、受賞者によるプレゼンテーションがある、という事で会場行ってみました!
沢山の人にかこまれて、そこに松岡さんがいらっしゃいました。
ずうずうしくも、ご挨拶させていただきました!
快く、写真撮影にも応じてくださいまして、本当にありがとうございます。
designer_mrmatsuoka
このチェアは、ノックダウン(組立式)で、(後でも紹介しますが)深澤直人氏と、ナガオカケンメイ氏の講演会でも話にのぼりましたが、私はストーリー性のある作品だと思いました。私個人の思いではありますが、家具にはストーリが必要。そこに流れる時間が感じられるような家具は素敵だと思います。

ナガオカ氏
   「組み立てている時間って、いいよね。木と向き合っている時間という感じ。」

深澤氏
   「なかなか、組み立てられなかった。キャンプなんかで、鍋奉行みたいにお父さんが組み立てるって言ってさ、なかなか組み立たない。(お母さんが)まだ、できないのー?なんて、なかなか座れない(笑)。」

深澤氏
   「アウトドアで使いたい。はやく製品化したらいい。僕買うと思う。」

との、講評・好評でした。

松岡さんは、実はもう一脚の椅子も、入選されています。すごいですね。
プレゼンテーションの様子です。
persen

その、プレゼンテーションの後は、会場を移りまして、デザインセミナーです。
国際デザインコンペの、メープルリーフ賞のスポンサーである、ケベック木材製品輸出振興会の代表の方が、カナダの木材の事、木材を使った製品の事などをお話しくださいました。

そして、いよいよその後が深澤直人氏と、ナガオカケンメイ氏の講演会です。
デザインセミナー
タイトルは、深澤直人とナガオカケンメイが旭川で語る「都市とローカルのデザインの未来」。
少し難しいテーマかな、と思いましたが、ナガオカ氏のユニークかつ巧みな進行で、
深澤氏の、デザインに対する思いがどんどん、引き出されてきます。

さすが、ロングライフデザインをテーマに、デザイン活動をされているナガオカ氏は、多方面からの切り口で深澤氏にデザインや、家具、そして家具産地旭川についての感想や考えを質問していきます。

世界的に活躍されている、深澤氏は、誰もが一度は見たことがあるたくさんの製品のデザインを手掛けているプロダクトデザイナーであり、家具デザイナーでもあります。その審美眼、探究心、常に心に持つ「気づき」などから、深いデザイン論をお話しくださいました。

国際家具コンペの審査委員でもあった深澤氏と、入賞作品を見、デザイナーたちと話をしてきたナガオカ氏の、作品への感想などもお話しくださいました。

ゴールドリーフ賞 STチェアー
ifda4深澤氏 「一目でいいと思った」「上質な暮らしをおくれる」「精度が高い」

シルバーリーフ賞 カンポスチェアー
camposナガオカ氏 「座ってみると座が浅い。心地よいホールド感がある」
深澤氏 「木の素材感。アウトドアキャンプで自然の中で、使いたい」

ナガオカ氏 「コンペ自体の変化があった?」
深澤氏 「90年代は、新しいデザインを求めていた。」「デザインによる刺激を求めていた。」
    「現代は、生活にとけこむ美しさを求めていると思う。」

ナガオカ氏 「旭川と家具について、家具産地旭川としては?」
深澤氏 「技術を持った作り手がたくさんいる。」「作りたがる、そして作ったらゴール!になってはダメ。」
    「ゴールは、生活の中でその家具が生きている状態。そこをゴールと見てモノづくりをしないと。」

デザイン、ものづくりとは・・・
    生活空間をデザインする。
    生活感を、産業で豊かにする。

北欧に見るデザインの素晴らしさ。旭川も同じような環境にある。
冬が長くて、短い夏。家で暮らす時間が長いのだから、より豊かな生活、時間を送れるような室内環境を求める。
デザインがあって、作り手がいる。旭川は、作る幸せへの思いが強いのでは?

「デザイン性」と、「作り手の思い」。その、重なったところが、豊かなモノになる。

    というような、お話がありましたが、個人的には、私はそれにプラスして「使い手の思い」を重ねたい。
     その3つが重なったところが、本当に豊かなモノというか、豊かな生活を形作る要素となるのでは・・・と感じました。

日本の伝統工業やデザインについて

深澤氏 「かわいい=チェリッシュ」→大切にしたい、と思わせられるデザイン。
     「愛でたいもの」そう思わせるような、モノ作りが、本当に良いものとして受け入れられるのでは・・・。
     「家具も、そう思われるようなデザインが必要」

※注意
以上は、私が個人的の心に響いたところです。言葉の言い回しなどは、そのままではありません。私個人が感じた言い回しで表現していますので、その通りの言葉でお話しくださっているわけではないことを、あらかじめご了承ください。

最後の15分間は、質問タイム。いくつかの難しい疑問?質問?に、深澤氏ならではの切り口で応えてくれました。とても、感じる部分が多く、実りある90分。本当に参加してよかったと思います。

ざーっとではありますが(個人的な感想で恐縮ではありますが)、IFDAレポートでした。
時間が無くて、まだ他に行きたかった会場があったのですが、今回は断念。

彫刻美術館ステーションギャラリーにも、旭川美術館にも織田コレクションをはじめとした展示があります。
デザインギャラリーや、ナガオカケンメイ氏プロデュースのD&DEPARTMENT 2014も、見たいところが盛りだくさん!

日曜日まで開催です。
ぜひ、お近くの方は、各会場へ脚を運んでみてはいかがでしょうか?

ニチベイ NEO Festa 2014

今日は、6月11~12日にありました、ニチベイさんの新商品展示会をご紹介します。
今年のテーマは、~Start to BLINDS ECO × DECOR~。

省エネ&装飾性の提案。ホームユースからコントラクトまで幅広いラインアップ。
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空気の層を作り、断熱性の高いハニカムシェードなども展示されていました。

さて、新作はこちら♪
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デジタルプリントの、ロールスクリーン。
これまでの印刷技術では難しかった、なめらかなグラデーションや繊細な色合いを
新採用のデジタルプリント技術で細やかに表現した新シリーズ。

厚地・レース地(シースルー生地)共に揃う柄もあり、美しく窓辺を飾ってくれそうです☆

「もなみ」プリーツシェード新作は・・・

プリーツ幅が45㎜の「もなみ45」が登場!
操作チェーンやコードの無い「コードレス操作」仕様も新登場。一番手前のシェードには、ヒモもチェーンもありません。手で上げ下げが簡単にできます。
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もなみには、新柄123アイテムが追加されました!
差し色をプラスして、より個性的に。「アクセントカラー仕様」も新登場です。
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これは、サイドにアクセントカラーを入れたもの。
下の部分(ボトム)にアクセントを入れることもできます。

時間の関係で私は作れませんでしたが、特別企画♪シェードつくり体験コーナーもありました^^
サイドにアクセントカラーを入れています。
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手前と奥のロールスクリーンを。一本のチェーンで操作できる「ワンチェーン式」も新登場。
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すっきりしたデザインになりました。

TERRAにも、いずれ新作を展示しますのでお楽しみに。

そして・・・お土産は?
消せる蛍光ペンも嬉しかったのですが、おせんべいも嬉しいものです^^
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TOSOウィンドウファッションフェア2014

6月6日にありました、TOSOさんの新製品展示会の様子を、ご紹介いたします。
TOSO展示会
TOSOさんは、カーテンレールや、ブラインド、シェードなどの窓まわりの製品を製造しているメーカーです。
今回のフェアでは、新作を含めいろいろな商品を展示してありました。
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今回発表された新しいカーテンレールはこちら。
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新感覚デザインレール「ルブラン22」です。
少し前まで主流だった、木製装飾レールに変わり、さらにモダンにアイアンレールの人気が高まってきました。
今回の新作レールは、そんな木製レールとアイアンレールの良いとこどり?
使い込んだ風合いの木目柄の、ナチュラルな感じと
ヴィンテージ感のある自然モチーフのブラケットの融合。
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ハンマード仕上げ(凹凸のあるデザイン)が特徴です。
上からくるっと巻いて、ポールを支えるのも今までにないデザインです。

次は新しいピクチャーレールの使い方。
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ピクチャーレールに、小物トレイやフック、ラックなどを取り付けると、こんな風に使えます。
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「これ、い~!」と、女性社員の中から声が上がります。
ピクチャーレール自体がシンプルなので、見せる収納もおしゃれにきまります。

こちらは、セイフティー房かけ。
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下方向へ、するっと抜けます。

これは、以前起きたロールカーテンやブラインドなどの調節ヒモに、お子さんの首がひっかかってしまうという事故から、各メーカーが取り組んでいる、子供さんがいる家庭でも、安心してお使いいただける製品の一つです。

カーテンタッセル(カーテンを束ねるヒモなど)が、お子様にからまってしまったとしても、すぐに房かけ自体が壁から取れるので安心というもの。

ロールスクリーンやブラインドなどの調節に、バーを採用したり、ヒモでも子供の届かないところに留められるクリップ付きのものや、ひっぱると簡単にぷちっと外れるチェーンのもの(すぐぷちっと、付け直せます)などがありますよ。

その他、遮蔽性に優れた交叉カーテンボックスなどがありました。
どんどん、インテリア製品も進化していきますね。

そして・・・お土産がこれ♪
コルトのマグカップカバー。
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コルトのかわいらしい雰囲気が、コーヒータイムを楽しくしてくれそうです。

TOSOのコルトシリーズはこんなシリーズです。